旅行や出張で飛行機をよく使う人には馴染みが「マイル」という言葉。
普段あまり飛行機に乗らない人でも聞いたことはあるかと思います。
貯まったマイルはEdyや楽天ポイント等に交換して買い物にも使えます(1マイル=1Edy=1楽天ポイント=1円分に交換等できる)
ですが一番お得なのは飛行機の特典航空券への交換です。特に国際線のビジネスクラス以上で大きく力を発揮します。
本記事ではこのマイルの価値についてお話します。
マイルで特典航空券をもらってみる
マイルは特典航空券という飛行機の航空券と交換することができます。
ここでは私がよく使うANAのマイルを使って、どの程度のマイルでどこに行けるか見てみます。(最終確認:2019年5月)
ANA国内線の必要マイル例
国内線エコノミークラス(レギュラーシーズン)の必要マイル数の例です。
路線 | 必要マイル |
---|---|
東京⇔大阪 | 6,000 |
東京⇔福岡 | 7,500 |
東京⇔沖縄 | 9,000 |
ANA国際線の必要マイル例
国際線エコノミークラス(レギュラーシーズン)の必要マイル数の例です。
目的地(往復) | 必要マイル |
---|---|
韓国 | 15,000 |
中国 | 20,000 |
ハワイ | 40,000 |
北米 | 50,000 |
ヨーロッパ | 55,000 |
マイルの価値
それではマイルを特典航空券と交換するとどれだけお得なのか、普通にお金を払って購入するのと比較してみます。
国際線エコノミークラスを購入する場合
4ヶ月先(レギュラーシーズン)の羽田―ニューヨークを対象に、普通にチケットを買う場合を見てみます。
値段は燃油サーチャージを含めていない航空券代だけのものです。
券種 | 値段 |
---|---|
エコノミー Value 予約変更:不可 払い戻し:可(*) アップグレード:対象外 | 148,000円 |
エコノミー Basic Plus 予約変更:可(*) 払い戻し:可(*) アップグレード:対象 | 269,000円 |
(*)手数料がかかります
予約変更不可のエコノミーValueでも148,000円+燃油・諸税が必要です。
特典航空券だと同じ区間を50,000マイルでいけるので、
148,000 ÷ 50,000 = 2.96
1マイル=2.96円分の価値があることになります。
また特典航空券は予約変更も可能なので、同条件のエコノミーBasic Plusと比較すると、
269,000 ÷ 50,000 = 5.38
1マイル=5.38円分の価値になります!
国際線ビジネスクラスを購入する場合
マイルの価値はビジネスクラス以上で更にアップします。
先ほどと同様に4ヶ月先(レギュラーシーズン)の羽田―ニューヨークのチケットを普通に買う場合を見てみます。
券種 | 値段 |
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ビジネス Value Plus 予約変更:不可 払い戻し:可(*) アップグレード:対象 | 691,000円 |
ビジネス Flex Plus 予約変更:可 払い戻し:可 アップグレード:対象 | 1053,000円 |
ビジネスクラスでは、予約変更不可の安いチケットでも691,000円。
ビジネスクラスでアメリカに行くために必要なマイル数は85,000マイルなので、
691,000 ÷ 85,000 = 8.13
1マイル=8.13円分の価値に
予約変更が可能なチケットだと
1053,000 ÷ 85,000 = 12.3
1マイル=12.3円分の価値に!!
ビジネスクラスなんて普通は高すぎて乗れないけど、マイルのおかげで普通のサラリーマンの僕だって乗れたよ!
これらの写真はビジネスクラスに乗ってスペインに行った時に使ったラウンジと、機内の様子、機内食の様子です。
エコノミークラスで長時間飛行機に乗っていたときには、移動を大変に感じていましたが、ビジネスクラスだともっと乗っていたいくらいに感じます。
そして目的地に着いたときの疲労具合が全く違うため、観光も初日から目一杯楽しむことができました。
実際に私が1年間で20万以上のマイルを貯めた方法も公開しているので、ぜひあなたも大量にマイルを貯めて最高なフライトを楽しんでください(^^)