本記事ではANA・スターフライヤーのコードシェア便(共同便)をANAで予約した際に台風が来てしまった私の体験を紹介しています。
その理由や状況も紹介していくよ!
スターフライヤーをANA便で予約
私は地元の北九州に帰省する際、羽田から飛行機で帰っています。
羽田-北九州間はJALとスターフライヤーが飛んでおり、ANAはスターフライヤーとの共同運航(コードシェア便)で運航しています。
ANAの共同運航便では、ANAで予約すると飛行機自体はスターフライヤーなのにANAマイルを貯めることができます。
(ただしANAで予約した方が若干高いです)
また、ANAマイルを使ってANA便として特典航空券を発券することもできます。
ですのでANAマイラーの私はいつもANA便名でスターフライヤーを予約しています。
こういった理由でよく使う飛行機なのですが、先日ちょっと困ったことになりました。
台風による振替
2019年のお盆休みもスターフライヤー(ANAで予約)で帰省していたのですが、北九州から羽田に帰る日(8/15)に台風がやってきました。
実はこの8/15には、SFC修行のためにまず北九州から羽田に飛び、そのまま羽田からクアラルンプールに行くと言う予定を組んでいたんです。
どうしてもクアラルンプールに行きたかった私は次のようなプランを考えました。
- 飛行機が欠航になったら新幹線で東京まで行く
- 台風が来る前日8月14日のフライトに振り替えてもらい、羽田空港で一泊して翌日クアラルンプールに向かう
プラン1 新幹線
飛行機が欠航になった場合、飛行機よりも台風に強そうな新幹線で東京まで行く案を考えました。
しかし2日前の13日時点で、山陽新幹線が15日は終日運転見合わせすることを決めてしまいました。
プラン2 フライトの日時変更
登場予定日の2日前、8月13日にはスターフライヤーから
「8月14、15日のすべての北九州発着便を予約している人は便のキャンセルまたは振替(日時変更)が無料でできます」
と言うアナウンスが発表されました。
スターフライヤーに問い合わせると
「ANA便で予約しているため、ANAに電話すれば振り替えてもらえるはずです」
と言われたのでANAに電話しました。
するとANAからは
「北九州空港は台風10号の影響を受ける可能性がある空港リストに入っていないため、現時点での振り替えはできません。お客様負担での変更やキャンセルは承っております」
との回答が…
と思いANAの運航情報を見ると福岡、佐賀、山口、大分といった北九州を囲むすべての空港が台風影響予想の対象空港リストに入っているのに北九州の名前がありません。
ANA便とANA共同運航便は扱いが違う
ANAのホームページの「運航の見通し」を見ていると、台風時の対応について次のような記載がありました。
ANAでは、台風により運航への影響が予測される空港を、運航日の2日前(18:00)を目途に決定しています。
運航への影響が予測されるANA運航便の航空券につきましては、実際の運航状況にかかわらず、搭乗予定便の変更(振替)および払い戻しを承ります。
ANAホームページより引用
更に読み進めると次のような注記がありました。
※このページでは提携航空会社により運航されるコードシェア便の見通しは含まれておりません。
コードシェア便を含む各便の運航状況は「発着案内」よりご確認ください。
ANAホームページより引用
検索結果で自分が乗る便の備考欄に「*」マークが付いていたら便の変更やキャンセルが無料でできます。
コードシェア便の備考欄にも*マークは点灯する
フライト当日の朝、スターフライヤーとANAの運航状況を見てみると両方ともに「*」が付いていました。
スターフライヤーが発表した
「8/14,15の北九州発着便は全て変更可能とする」
という特別措置はあくまでスターフライヤー内のものだったようです。
共同運航便はどちらの会社で予約しても同じ対応を取って欲しいものですが、会社が違うから難しいのではないかと思います。
ANA国内線コードシェア便で台風時が来たときの話のまとめ
ANAのコードシェア便(共同運航便)を予約していて台風が来た場合、運航案内ページから予約便を検索しましょう。
備考欄に「*」マークがついていれば無料で変更、キャンセルができます。
ただし今回は運航元(スターフライヤー)は特別措置で2日前から無料で変更・キャンセルできるようになっていたのに対して、ANAは当日までダメでした。
台風シーズンには運航元で予約した方が万が一の対応はしやすそうです。