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AI音声自動テキスト化アプリ「Notta」とLangogoMiniのレビュー

AI文字起こしアプリ「Notta」と「Langogo mini」
カティー
カティー
こんにちは!マイルで旅するエンジニアのカティー(kattie_travel)です!

あなたはスマホで文章を書く時どんなツールを使っていますか?
旅行やマイルについてのブログを書いている私は、記事の下書きなどによく音声入力アプリを使っています。
実は先日、ブログのお問い合わせからNottaという文字起こしアプリとLangogo miniというマイクの使用レビューを書いて欲しいというメールが来ました。

カティー
カティー
ということで使ってみたよ!

結論を言うと、これまで使っていたアプリと比較して非常に優秀な文字起こしアプリだと感じました。特に会議の議事録作成などに効果を発揮しそうです。
実際に音声を利用して検証してみたので、NottaとLangogo miniの紹介と併せて紹介します。
※検証用には青空文庫の「梟の大旅行」の朗読音声を使用しました。

AI音声自動テキスト化アプリ「Notta」

NottaはAI音声自動テキスト化アプリ、いわゆる「文字起こしアプリ」です。

カティ美
カティ美
日本テレビの「ZIP!」で紹介されてたよ!
Nottaの特徴
  • 日本語・英語など104の言語に対応している
  • AI搭載により98%以上の精度の高い文字起こしを実現
  • 議事録作成、会議・授業や外国語の学習に使える

上記の3つはアプリの公式で最初に取り上げられている特徴ですが、こう言った特徴はその他の文字起こしアプリでもうたわれています。

しかし実際に使ってみると、Nottaには更に次のような独自のメリットがあることが分かりました。

  1. 句読点と改行が自動で入る
  2. 時刻が入るので見直しやすい
  3. 音声データのアップロード(無料)と速度変更(有料)
  4. 音声マーキングできる

⇒Notta (App Store)

⇒Notta (Google Play)

メリット① 句読点と改行の自動挿入

Nottaを使ってみてまず驚いたのは、句読点や改行等をAIで判断して自動で行ってくれるところです。
私がこれまで愛用してきた類似アプリや標準のアプリには無かった機能です。

カティー
カティー
僕が今まで使っていた類似アプリの『Speechy』でも音声だけで改行とかできたけど、「かいぎょう」っていう風に言ってあげないといけなかったよ。
カティ美
カティ美
Nottaなら改行も句読点の挿入も自動でやってくれるから、議事録作成とかすっごく楽になりそう!
自動で改行や句読点を挿入自動で改行や句読点を挿入
徹底検証!音声入力アプリ『Speechy』の魅力本記事では音声入力アプリのspeechyの解説とPro版の使い勝手などを紹介しています。...

メリット② 記録した時刻の表示

Nottaでは、起こした文章の横に記録開始からの時刻が表示されます
文字起こしアプリでは100%正確に文章を作ることは困難なので、記録後に見直して抜け落ちや誤記の修正をする必要がありますが、時刻が表示されていると音声との突合せが非常に楽です。
また、会議中など「あの発言は確か会議が始まって30分後くらいだったかな?」なんて覚え方をしていた時などにも役に立ちそうです。

自動で録音開始からの時刻を挿入自動で録音開始からの時刻を挿入
カティ美
カティ美
でも時刻の表示が邪魔になることもない?
カティー
カティー
時刻は非表示にすることもできるよ!
カティ美
カティ美
そうなんだ!切り替えできるのは便利だね♪

メリット③ 音声データのアップロードと再生速度変更

Nottaでは文字起こしと同時に音声録音もしてくれます。
これは類似アプリでもよくある機能ですが、Nottaでは音声データを無料でアップロードできます。(他アプリだと有料の場合が多い)
また、有料会員限定の機能ですが、再生速度を変えることもできます。

カティー
カティー
起こした文章を清書する際に音声で確認することがあるけど、1.5倍速とかで聞けるから時短になるよ!
カティ美
カティ美
速くて聞き取れないときは0.5倍速とかにもできるよ!

ちなみに文字起こしした文章や録音した音声は、パソコンのブラウザからもログインして編集やダウンロードなどができます

スマホのデータ量が気になる場合はNottaアプリの一般設定から「WiFiネットワークでのみ音声をアップロードします」にチェックを入れておきましょう。

メリット④ 音声マーキングで聞き直しも簡単

Nottaには音声マーキング機能があり、任意の箇所から聞き直すことができます。

カティー
カティー
聞き取れなかったところや重要なところでマーキングしておけば便利だよ!

その他のメリット(データ校正・複数デバイス同期など)

その他にも、文字起こしした結果を自動で校正してくれる機能や、複数デバイスと同期する機能などがあります。
自動校正は元の精度が高いので今のところあまりありがたみを感じていませんが、複数デバイス同期は文字起こししてすぐにパソコンで確認・編集ができて便利に使えています。
また、Speechyなどの類似アプリにもある機能ですが、文字起こし結果の翻訳や、音声ファイルをインポートしてそのまま文字起こしする機能もあります。

※データの同期はクラウドにアップされるので、使用可能かは勤め先の判断にや規則に則ってのご使用をお勧めします。

Nottaは議事録作成に最適!類似アプリとの比較

Nottaがどれだけ便利なのか、私がこれまで使用してきた類似アプリの「Speechy」と使用比較してみました。(両方とも有料版を使用しています)
結論として、Nottaの方が高機能で、特に議事録作成などに使う際に便利だと感じました。
理由はメリットで挙げた
「句読点の自動挿入」
「記録した時刻の表示」
「音声データの無料アップロードと再生速度変更」
です。
検証では正確性もNottaの方が上でした。

また、Nottaはアップデートの頻度が高く、Appstore内のレビューに対する回答がしっかりしているという点も評価できます。

カティ美
カティ美
困ったときにサポートがしっかりしてそう!

一方Speechyのメリットとしては「有料版でも買い切りタイプ(1220円)」と「操作のシンプルさ」です。
(Nottaの有料版は月額課金です。契約期間に応じて900円弱~1500円/月)
Speechyは立ち上げと同時に録音ボタンがセンターに現れるのですぐに文字起こしに取り掛かれます。

NottaとSpeechyの文字起こし比較

青空文庫から「梟の大旅行」の朗読音声を、NottaとSpeechyで文字起こししてみた結果を見てみましょう。
文字起こし対象の音源(スピーカー)から1mの距離で実施しました。
まずはSpeechyの文字起こし画面です。

Speechyの文字起こし結果Speechyの文字起こし結果

精度はなかなか高いですが、文章の羅列になっているので後で使用する際の手間がかかります。

続いてNottaの文字起こし画面です。

Nottaの文字起こし結果Nottaの文字起こし結果

Nottaでは句読点や改行を自動でしてくれるので、見やすい&後で整理するのも楽です。
テキストデータをDOCX形式(Wordの形式)でエクスポートすると次のようになります。

NottaのエクスポートファイルNottaのエクスポートファイル(DOCX形式・有料)

かなり高精度に文字起こしできており、そのままでも使えそうです。

ちなみにDOCX形式でのエクスポートは有料会員の機能ですが、無料会員でもTXT形式でエクスポートできるので十分使えます。

無料会員はテキストデータNottaのエクスポートファイル(TXT形式・無料)

Nottaの無料・有料会員比較

Nottaでは無料会員と有料会員で次のような違いがあります。

項目無料会員有料会員
文字起こし可能時間毎月120分まで毎月1800分まで
クラウドストレージ10GB500GB
テキスト出力TXT形式TXT、DOCX、PDF、SRT形式
音声出力WAVWAV
複数デバイス同期
音声認識結果データ校正
音声ファイルのインポート〇(1度に5時間まで、wav、mp3、m4a等の拡張子で可能)
音声再生速度変更
リアルタイム文字表示
文字起こし結果の翻訳

有料会員の会費は月額1500円です。
6ヶ月や1年プランなら割引があり、最安月額883円まで割り引かれます。

Nottaの力を更に引き出すデバイス『Langogo Mini』

Langogo miniはNottaユーザーの
「ノイズがある場所でも精度を上げてほしい」
「より遠くの場所で話していてもクリアに録音したい」
という要望から生まれたデバイスです。

カティー
カティー
スマホに差すだけで使える小型のマイクだよ!

レビュー用に本体(付属カバー・説明書付き)とファー型ウィンドジャマー(別売り)のサンプルを頂きました。

今回使用した物今回使用した物
カティー
カティー
Langogo miniはまだ一般販売されてないけど、5/17(月)の18時まではクラウドファンディングのページから購入できるよ!
カティ美
カティ美
6月末までに届くらしいよ!一般販売価格よりかなり安くなってて早く入手できるから、興味がある人は今がチャンス!

→【5/17 18時まで!】4in1作業効率化の神ツール!議事録はAIに任せる時代へ Langogo Mini

同様にスマホに差し込むだけで使える単一指向性マイクも売り出されていますが、レコーディングなどを想定しているものがほとんどのようです。

→【参考】SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A(Amazon)

公式アナウンスの特徴と実際の使用レビュー

Langogo miniには次のような特徴があります。

Langogo miniの特徴
  1. 超小型で持ち運びに便利
  2. 雑音排除でクリアな音に
  3. 9m先の音までクリアに集音

特徴① 超小型で持ち運びに便利

まず最初の特徴はその超小型という点です。

カティー
カティー
クレジットカードの3分の1くらいの大きさで重さはたったの28g!
Langogo miniLangogo mini

電源不要でスマホやタブレットといったデバイスに挿すだけ。Bluetooth接続なども不要です。
本体1つで使えるので、出張や旅行先で使いたいときなんかにも荷物が増えなくて良さそうですね。

iPhone 12に装着iPhone 12に装着

雑音排除でクリアな音に

Langogo miniには1つの方向からの感度が高い単一指向性マイクが2つ付いているため、正面の音をクリアに拾ってそれ以外の方向からの雑音を小さくすることができます。
また、オートゲインコントロール(AGC)機能も搭載されており、複数人での会議でも声の大きさを調整して録音してくれます。

実際にLangogo mini有りと無しで比較してみました。
対象は3m離れた位置にある音源(スピーカー)で、横の部屋からはテレビの音が聞こえます。

カティー
カティー
音声は録音したそのままの状態だよ!

まずはLangogo mini無しの音です。


対象の音は小さく、隣のテレビの音も気になります。

続いてLangogo miniを使った場合です。

対象の音は先ほどよりも大きく、隣のテレビの音は小さく聞こえます。

更にファー型ウィンドジャマーを装着してみた場合です。

ファー型ウィンドジャマーファー型ウィンドジャマー

Langogo mini無しの場合に比べて音がクリアで、雑音も少ないことが分かります。

Nottaを使った文字起こし結果も全く違うものになっています。

Langogo mini無し 3mLangogo mini無し 3m
Langogo mini+ファー 3mLangogo mini+ファー 3m
カティー
カティー
Langogo mini無しだと、3mの距離の文字起こしは無理っぽい。有りだと1mのときより精度は落ちたけど文字起こしできたよ!

ファー型ウィンドジャマーは有料オプション品ですが、有り無しで音質・文字起こし精度にだいぶ差が出るので持っておいて損はない思います。

9m先の音までクリアに集音

Langogo miniは最大9メートル、方向は130度の集音が可能です。
広い会議室などで効果を発揮します。

まずはLangogo mini無しの音です。

続いてLangogo miniを使った場合です。

ただし9mで使うとNottaを利用した文字起こし精度は非常に低下します。

Langogo mini+ファー 9mLangogo mini+ファー 9m

【まとめ】音声メモ・議事録にNotta!精度を上げるならLangogo mini+防風ファーで

今回記事を書くに当たって色々試してみましたが、Nottaは非常に優秀な文字起こしアプリでした。

カティー
カティー
通勤時にブログの下書きで使ってるけど、記事作成がかなり楽になったよ!

ただしNottaだけでは会議などの数m離れた位置での文字起こしは厳しいです。
その場合はLangogo miniが役立つと思います。

→【お得な事前購入は5/17 18時まで!】4in1作業効率化の神ツール!議事録はAIに任せる時代へ Langogo Mini

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