2017年の夏にLCC(格安航空会社)のエアアジアXに乗ったときのレポートです。
感想とエアアジアXのマイレージ(マイル)について紹介します。
エアアジアX -バリ成田間情報-
料金
私が予約したときの値段です。(2017年7月末のフライト)
成田ーバリ島往復 23,250円(燃油・諸税込)
海外旅行予約サイトのSurprice!【サプライス】で購入。
ただし、あらゆることに追加費用がかかりますので、ANA等と同レベルのサービスを求めればそこそこの値段になります。
荷物について
手荷物は機内持ち込み分のみ無料です。預け荷物の予約は
「チケット予約時」「予約後」「空港カウンター(出発前)」
で段階的に値段が上がります。
- チケット予約時:3,900円(20kgまで)
- チケット予約後:4,490円(20kgまで)
- 出発時:6,000円(15kgまで)
チケット予約時/後は最大40kgの荷物まで予約が可能です(もちろん値段は上がります)。しかし、荷物の預け予約をしていかないと、当日カウンターでの依頼では15kgまでしか預かれないようです。
預け荷物が発生することが予想される場合には、事前に予約しておきましょう!
ちなみに私は「足りないものは現地調達」の精神でリュックサック1つで行きました。
座席の広さについて
国内のLCC(ピーチやジェットスター)と同程度の広さです。多少狭いですが、値段を考えると我慢できます。
機内サービスについて
飲み物から食べ物まで全て有料です。
1円=約120IDR(インドネシアルピア)なので、ビール1本700円弱でした。
ちなみに私は機内にペットボトルを持ち込んでいたため水すら購入していません。ケチですね(笑)
ブランケットについて
実はこれが一番堪えました。普通の飛行機だと貸してもらえるブランケットがもらえません!
行きは昼間だった為読書をして過ごしましたが、帰りは深夜便。
寝るときに寒そうだと思った私は帰りのチェックインカウンターで「有料でいいからブランケットを借してもらえないか?」と聞きました。
しかし返事は
「申し訳ありませんが、ブランケットはビジネスクラスの方の分しか用意しておりません」
!?
ビジネスクラスしかブランケットが使えない!!!?
LCCでエコノミーを使うつもりの皆さま、防寒対策をして乗りましょう。
確認メールについて
Surpriceからのメールは日本語ですが、Airasiaからくる確認メールは英語でした。(2017/6月時点)
英語が苦手な方はGoogle翻訳で丸々翻訳できるので活用しましょう。もしそれでも不明点あれば、聞いて頂ければ多少はサポートできるかと思いますのでどうぞ。
マイレージ(マイル)について
2018年5月現在、エアアジア(エアアジアX)の搭乗ではマイルの獲得はできません。ただし、BIGポイントという独自のポイントシステムを持っており、そのポイントをエアアジアの航空券と交換してもらうことができます。
例えば50,000ポイントほどで日本ー東南アジアの往復航空券と交換してもらえます。一方1回の搭乗でどれだけポイントがもらえるかというと、成田ータイを一般会員が格安運賃(早割等)で購入した場合560ポイント程度です。もらえるポイントは会員ステータスとチケットの運賃種別で増えますが、格安航空を使うのにポイントを多くもらう為に高い運賃のチケットの選ぶのは本末転倒だと思いますので、通常はやはり560ポイント程度でしょう。これだと約90回乗らないとタイ行きの往復航空券は手に入らないことになります。
ただしこれは日本発着の場合の話で、実は東南アジア間のフライトに必要なポイントは数千ポイント単位だったりします。更にキャンペーン時には500ポイント程度で手に入る航空券も出ることがあるようです(こちらも日本発着便は無い)
エアアジアXへの搭乗でマイルを貯める裏技
「エアアジアではマイルは貯まらない」
と言っておきながら、実は今回の格安旅行でもちゃっかりマイルを頂いております。
その方法はポイントサイトを利用したSurprice経由の航空券予約とAgoda経由のホテル予約です。
ポイントサイトを経由してこれらのサイトへ行き、そこから航空券やホテルを予約すると数パーセント分のポイントがもらえます。
私はポイントサイトとマイルのおかげでスペイン(バルセロナ)行きのビジネスクラス航空券2人分を手に入れました。
その方法については下記で詳しく紹介していますので、よかったら読んで下さい。
エアアジアXの総合評価
不便な点は多々あるものの、圧倒的なコストパフォーマンスを発揮した為大満足です。あとはブランケットさえ持ち込んでいれば完璧でした。
普段マイルで特典航空券を入手している方でも、バリ島行きのような「直行便が少ない場所」に行くには強い味方となるでしょう。(2017年11月現在、バリ島行き直行便は「エアアジアX」と「ガルーダインドネシア航空」のみ)
また、独自のポイントプログラムのBIGポイントは日本発着ではあまり使えそうにありませんが、東南アジア内を移動する際にキャンペーンが重なると少ないポイントで航空券が手に入る可能性があります。東南アジアによく行く方は貯めておいた方がよいと思います。それ以外の方はあまり期待せずとりあえず貯めてみる、というスタンスでよいと思います。