本記事は2021年の秋(10月上旬)に行った北海道(道東)旅行記、2日目の午後に阿寒湖に行った話です。
- 釧路(鶴居村)から阿寒湖にレンタカーで移動
- 阿寒湖アイヌコタン(13時~14時)
- 阿寒湖マリモクルーズ(14時~15時半)
- 道の駅摩周温泉(16時半)
- 川湯温泉「欣喜湯」宿泊(17時到着)
ちなみにこの日の午前は釧路湿原で遊歩道(林道)と木道散策をしました↓
大きくなるといいなー♪
※本記事中の小さな写真はクリックすると拡大できます。
釧路・鶴居村から阿寒湖への険しい道
午前中に釧路湿原散策をし、鶴居村の鶴見台に行った私たちは、
そこから阿寒湖を目指しました。
これが失敗でした。
Googleマップにはこれまで何度も険しい道を選択させられてきたのに、またもや同じミスをしてしまったのです。
このときGoogleマップが選択したのは道道1093号線、「阿寒公園鶴居線」という鶴居村と阿寒湖を結ぶ道路でした。
阿寒公園鶴居線は13kmも未舗装(砂利)区間がある道路でした。
冬季や悪天候時には通行止めにもなるそうです。
ちなみにここを走っていた時の私はと言うと、
それにしても全く対向車来ないな。
と、のんきなものでした。
ちゃんと国道を選んで走っていればキレイな道を走れていたのに。。。
阿寒湖アイヌコタンと、クルーズ船でマリモ島観光
無事に阿寒公園鶴居線を完走した私たちは、13時前に阿寒湖のほとりにあるアイヌコタンに到着しました。
木多郎倶楽部『丸木舟』で絶品スープカレー
アイヌコタンで私たちが昼ご飯を食べに行ったのは「丸木舟」というお店でした。
北海道の人気スープカリー専門店(?)木多郎倶楽部の阿寒湖店らしいです。
もともと
「北海道と言ったらスープカレー!」
と、どこかでスープカレーを食べるつもりだったので、ここで食べることにしました。
店内には独特なBGMが流れており、内装と相まって不思議な雰囲気になっていました。
私は人気メニューと書かれていたベーコンエッグ野菜カリーを、妻は野菜カリーを食べました。
人気店なだけあって美味しかったのですが、今思えばせっかくだからアイヌ料理を食べてみればよかったかなとも思います。
阿寒湖アイヌコタンでお土産探し
アイヌコタンは「アイヌの集落」という意味らしく、民芸品の制作・販売、伝統舞踊などが引き継がれています。
アイヌシアターでは「アイヌ古式舞踊」や「コタンの人々が演じる人形劇」「イオマンテの火まつり」のような伝統芸能が楽しめるそうです。
昔のアイヌ民家を再現した生活記念館も。
アイヌコタンから阿寒湖周辺には民芸品店やお土産屋さんが数多くあります。
お土産にかわいいクマの木彫り「熊ボッコ」とマリモを購入しました。
そのため阿寒湖のマリモを採集・販売することはできず、お土産で売られているマリモは別のところで取られた藻を阿寒湖のマリモのように丸くした養殖物だと言っていました。
購入したマリモも少しずつ(年に1ミリくらいずつ)成長するらしく、週に1度の水の交換と、丸いのがほどけてきたら手で丸めてあげるとキレイに成長していくらしいです。
お店を見ながら歩いていると、
あそこに猫がいっぱい集まってるな・・・
アイヌコタンから遊覧船乗り場まで歩いていると、川のそばにネコがたくさん集まっていました。
近づいてみると、何やら中心に人間がいます。
近くのコンビニで買ってきたチュールでネコをおびき寄せていたそうです。(写真を撮らせてくれました)
マリモ島に行こう!阿寒湖遊覧船
アイヌコタンから徒歩で5分程度、土産物屋さんの前を歩いていくと遊覧船乗り場に到着しました。
阿寒湖にはマリモ展示観察センターのある「チュウルイ島」があり、島へは遊覧船「ましゅう丸」に乗ることで渡ることができます。
遊覧船の乗り場は「まりもの里桟橋」というところ(出発点)と、アイヌコタンそばの乗り場の2つがあり、私たちはアイヌコタンそばから乗りました。
船外・船内ともにアイヌの伝統文様や木彫りの置物が散りばめられています。
遊覧船では雄大な阿寒湖を1時間~1時間半くらいかけてゆっくり見学。
ちょうど紅葉がきれいでした。狭いところも通るので結構近くで木々が見れます。
もう10月でしたがこの日は快晴で昼間は気温も20度近く。
キレイな景色を見ながらウトウトしていると、気づいたときにはマリモセンターのあるチュウルイ島に到着していました。
マリモセンターには阿寒湖でマリモが丸くなっていく様子の説明や、大小さまざまなマリモが展示されていました。
料金はマリモ展示観察センター入場料込みで
大人2,000円、子供1,040円でした。
※2021年10月に行ったときの情報です。実際に行かれる場合は⇒阿寒観光汽船HPで最新情報をご確認下さい。
足湯やエゾシカバーガーも!道の駅摩周温泉でちょっと一息
チュウルイ島でマリモ見学を終え、島からアイヌコタン側の乗り場まで戻ると時刻は15時過ぎ。
暗くなる前に旅館に着きたかったので、阿寒湖観光を終了して移動することにしました。
阿寒湖から川湯温泉までは車で1時間くらいかかります。
阿寒湖で1泊するという案もあったのですが、ネットで宿泊場所を探していたときに見かけた川湯温泉が気になってそちらに泊まることにしました。
そんな川湯温泉への途中、弟子屈町という町に「摩周温泉」という道の駅がありました。
かわいい建物に足湯となかなかいい感じの道の駅です。
エゾシカバーガーという珍しいご当地ハンバーガーも販売しているそうです。
そんな感じでちょっとした寄り道スポットだったのですが、
となって、結局タンチョウヅルのお菓子を買っただけで終わりました。
硫黄の匂い立ち上る酸性温泉、川湯温泉
17時ごろ、この日宿泊する川湯温泉の「欣喜湯」さんに到着しました。
建物横の川からもうもうと湯気が立ち上り、しょっぱなから温泉郷の雰囲気満載です。
こうして温泉を堪能しながら、私たちの道東旅行2日目は幕を閉じました。
次回は3日目、屈斜路湖と摩周湖、そして神秘の湖「神の子池」に行ったお話です。
川湯温泉や周辺観光のことも次回書く予定です。
ぜひまた読みに来てください♪