テレビやネットでこのような階段を見たことはないでしょうか?
洞窟から空に続くようなこの階段があるのはクアラルンプール(マレーシア)にあるバトゥ洞窟です。
本記事ではバトゥ洞窟(バトゥケイブ)とその周辺施設の紹介、空港からバトゥ洞窟への電車でのアクセスについて紹介しています。
SFC修行で短期滞在という方も1日あれば十分観光に行けると思います。
(私も1泊2日の滞在でした)
バトゥ洞窟が気になる!という方や、空港から直接行きたい!という方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
空港からバトゥ洞窟へのアクセス
今回私は空港から電車を使ってバトゥ洞窟へ行きました。
バトゥ洞窟はクアラルンプール郊外にあるものの、乗り換え1度だけで行けるシンプルな道のりです。
早朝に空港を出て夕方に空港に戻る、なんてプランも組めそうです。
※飛行機に乗り遅れないよう余裕をもってプランを組みましょう
私が行った際の時間も記載しているので、空港から行く方は参考にして下さい。
- ANA NH885
- 出発 23:30 羽田ターミナル1
- 到着 6:00 クアラルンプールターミナルM(サテライトターミナル)
- 6:00 クアラルンプール空港着
- 6:40 KLIA Express(KLセントラル直通特急電車)に乗る
- 7:10 KLセントラル駅着
- 8:00 KTM Komuterに乗る(バトゥ洞窟行き電車)
- 8:40 バトゥ洞窟駅着
- 9:00-10:00 バトゥ洞窟観光
- 10:15-10:30 Ramayana洞窟観光
- 10:30-11:15 Caves Villa観光
- 12:15 バトゥ洞窟駅発
- 13:00 KLセントラル駅着
空港からKLセントラル駅まで
電車で行く場合はまず空港からKLセントラル駅(クアラルンプールセントラル駅)に移動し、そこで電車を乗り換えてバトゥ洞窟駅まで行きます。
入国審査を終えて到着ゲートを出たら、電車のマークが書かれた看板を目印に進みましょう。
私が到着したクアラルンプールターミナルMでは、ゲートを出て右手に進みました。
到着ゲートは3階に、電車は1階にあったのでエスカレーターを2つ降りました。
看板に従って進むと電車の乗り場があります。
マレーシアではタッチアンドゴーカード(またはマイラピッドカード)と言う交通カードがあるようですが、空港では購入できるところを見つけられませんでした。
(駅の方にも聞きましたが、「ここでは買えないからKLセントラル駅とかで買ってね」と言われました)
ですのでここでは普通に乗車券を買って電車に乗ります。
自動券売機ではクレジットカード又はデビットカードが必要でした。
現金のみの方は窓口での購入になります。
途中まで55リンギット(RM)と表示されていたのに、クレジットカードでの支払い確定時にはなぜか49.5リンギット(約1240円)に割引されました。
この割引がいつまであるのかわかりませんが、窓口だと割引されないらしいので券売機で買った方が良さそうです。
2019年8月現在、1リンギット≒25円です。
本記事内の値段(日本円)もこのレートで計算しています。
購入するとバーコード付きのチケットが出てくるので、改札機に読み取らせて中に入ります。
改札から入ると右手が特急、左手が各駅停車でした。KLIA express というのが特急です。
KLセントラルに行く場合は特急で30分ほどです。
※ 2人以上の場合はタクシーの方が割安らしいです。
また1時間以上かかりますがバスなら15リンギット程度で行けます(約375円)
電車の中は非常に綺麗で快適でした。
KLセントラル駅からバトゥ洞窟駅まで
KLセントラル駅に着いたらKLIA ekspresの改札を出てKTM Komuterに乗り換えます。
KLIA ekspresの改札を出るとすぐに広い空間があり、そこにKTM Komuterの改札があります。(写真のようにKTM Komuterと大きく書かれているので分かりやすいと思います)
分からなかったらインフォメーションの人にこの写真を見せて「Where?」と聞けば教えてくれると思います。
また、ここセントラル駅ではタッチアンドゴーカード(交通系ICカード)が買えるらしいです。
「らしい」と言うのは私は買えなかったからです…
普通にチケットを買う場合はKTM Komuterの入り口横のチケットカウンターで「バトゥケイブ チケット プリーズ」と言えばコインのようなチケットが買えます。
これを改札にタッチすれば電車に乗れます。
出る時は改札機にコインを投入します。
バトゥ洞窟行きの電車は行き先が「Batu caves」となっているのでわかりやすいです(終点がBatu cavesなので乗り過ごす心配もないです。)
電光掲示板に時刻も出ていますが、遅延が当たり前なようです。私のときは15分遅れくらいできました。
電車の行き先がBatu Cavesになっていることを確認してから乗りましょう。
また、窓ガラスにヒビが入っていることも多いようなので、念のため近づかないようにしておきましょう。
電車に乗ってしまえばバトゥ洞窟へは30分程度で着きました。
バトゥ洞窟駅に着いたら左手の道を進みましょう。
途中でゲートがあるのでそこを通過します。朝6時から夜の9時まで開いていると書かれていました。
ゲートを抜けたらそのまま直進します。
左手に動物園(噴水もあります)があり、その先がバトゥ洞窟です。
観光前にチェックしておきましょう。
また、KLセントラルではなくSENTUL駅に行く電車もあるようです。
SENTUL駅からKLセントラル行きのシャトルバスも出ているようです。
帰りの電車
観光が終わった後、11時半頃に駅につきました。
ホームで待っていると11時40分くらいに12時15分発の電車がきました。
電車内は涼しいので、早めに行って電車内で座って涼んでおくのがいいかもしれません。
バトゥ洞窟観光
バトゥ洞窟に到着すると大きな神像と長い階段が目に飛び込んできます。
この階段は272段とかなり長く、しかも急です。
いたるところにサルがいます。
※野生です。襲われたり荷物を奪われたりしないよう気をつけましょう。
長い階段を登りきると、いよいよ洞窟内部に入ります。
洞窟内部には建物や神話の像などがあります。
野犬もいました。
大人しかったですが、やはり野生動物は噛まれたりすると病気のリスクもあるので近寄らないほうがいいと思います。
洞窟を奥に進むとついにテレビなどで紹介されている「あの階段」が出てきます。
空が見えてすごく神秘的です。
ここにも大量にサルがいます。写真を撮ろうとしたら威嚇されました。
階段の先にはヒンドゥー教寺院があります。
神秘的な空間を堪能したら、転がり落ちないよう気をつけて階段を下りましょう。
バトゥ洞窟の周辺観光
バトゥ洞窟のすぐ側には有料の洞窟ギャラリーと洞窟村(鳥園?)もあります。
Ramayana Cave ラマヤナ洞窟
駅からバトゥ洞窟に来るときに通った門のすぐ横にラマヤナ洞窟(Ramayana Cave)という場所があります。
入場料は5リンギット(約125円)でした。
洞窟内部にはヒンドゥー教の神話的なものを表した人形がたくさん飾られており、奥には階段があります。
バトゥ洞窟の階段よりも急でしたが、段数は少なかったです。
この階段を登った先には、ヒンドゥー教の方がお祈りをするための石がありました。
Ramayana Caveはさっと見て回る程度であれば15分位で回れると思います。
(神話の像をじっくり見るともう少しかかると思います)
Caves Villa 洞窟村
バトゥ洞窟の隣にはCaves Villa(洞窟村?)と言う施設もあります。
動物園(鳥園)とアートギャラリーが合体したような場所です。
入場料は15リンギット(約375円)でした。
中に入ると左手すぐにいろいろな鳥がいる小さな鳥園があります。
珍しいアルビノのクジャクもいました。
入口から正面に向かっていくとダンスショーをするステージがあり、その左手に写真を撮るスタッフさんがいます。
スタッフさんが鳥を肩や腕に乗せて写真を撮ってくれて、気に入ったものがあれば購入すると言う日本でもよくあるやつです。
大きいサイズが1枚50リンギット、小さいサイズが1枚30リンギットと言っていました。
買わないというと値引きしてくれます。
(結局買いませんでしたが…)
ショーは1時間に1回(10時、11時、、といった感じで)15分間行われるようでした。
ステージの左右には洞窟を利用したアートギャラリーがありました。
また、バトゥ洞窟に行く際に外から見えた滝にも近づけます。
階段が大変だから歩きやすいくつで行こう!
ぜひ皆さんも行ってみてください(^^)