本記事は2021年の10月に宿泊した北海道川上郡弟子屈町にある川湯温泉欣喜湯の宿泊記です。
川湯温泉は屈斜路湖と硫黄山の間にあり、湯量も豊富なことから日本有数の源泉かけ流しの酸性泉で有名な温泉です。
流れ出た温泉により、川などからも湯気がもうもうと立ち上っていました。
今回宿泊した「欣喜湯」さんの外観です↓
宿選びをしていたときに、温泉のつくりが面白かったためここへの宿泊を決めました。
※本記事の小さな写真はタップすると拡大できます。
2階づくりの大浴場で楽しむ!川湯温泉欣喜湯
川湯温泉欣喜湯に到着すると、まずはエントランスで大きなクマがお出迎え。
コストコで売ってるくまのようです。
北海道のコストコは2021年時点では札幌のみ。。と思ったらAmazonでも買えるみたいです。
⇒コストコのくま(Amazon)
ロビー前に売店もありました。
チェックイン時に川湯温泉に来たことが初めてだと言うと、温泉の入り方をレクチャーしてくれました。
客室・和室8畳(バスルーム未改装)
この日宿泊したのは「客室・和室8畳(バスルーム未改装)」。
バスルーム改装済みの客室もあるようでしたが、部屋のバスルームを使う予定はなかったので未改装の客室にしました。(若干安かったです)
テーブルにはミネラルウォーターとポットとお茶請け。テレビ台にスティック緑茶と紙コップが入っていました。
紙コップなのはコロナ対策で使い捨てにしてるからかな?洗面所のコップも紙コップでした。
広縁にはヒーターと扇風機がおいてありました。
前日のホテルと同じようにクーラーはありませんでした。
剃刀などのアメニティーはエレベーター付近に置いてあって、セルフサービスで取る形でした。
温泉に行く前にお茶請け食べよう!
旅館に着いて客室に入ると、お茶請け(お菓子)がおいてあることがよくあります。
その土地の銘菓が置いてあることが多いので、お土産の販促で置いているんだろうなと思っていましたが、実は別の理由もあるようです。
一般的に食後すぐの入浴は消化不良を起こしやすくなるため良くないとされていますが、温泉入浴はカリロー消費が意外と多いため、空腹な状態で入ると貧血を起こす場合もあるそうです。
ということでお菓子を食べて早速温泉に向かいました。
欣喜湯の大浴場は2階建て!順番に入って楽しもう!
欣喜湯の大浴場は男女とも2階建てになっています。
今回欣喜湯に決めた理由の一番大きなところは、この2階建ての間取りです。
入口は2階にあり、中温の温泉と真湯(ただのお湯)の浴槽があります。
真湯は最後に入って温泉成分をある程度落とすのに使うとのことでした。
特に肌の弱い人にとっては酸性泉の成分は刺激が強く、皮膚に付着させたままにしておくと肌が荒れる場合もあるそうです。
また、硫化水素臭がするので臭いを落とすために真湯には浸かっておいた方が良いかと思います。
大浴場に入ったら、まずは2階の洗い場で汗と体の汚れを落として1階へ。
1階は半露天になっており、低温、中温、高温の3つの温度の温泉になっていました。
低温から中温・高温と体を慣らしていき、自分の好きな湯温のところでゆったり温泉を堪能。
最後に2階に戻って真湯で軽く温泉成分を落として上がりました。
欣喜湯の食事
今回私たちは夕食と朝食付きのプランで予約していました。
夕食~地元食材にとことんこだわった季節の山海会席~竹コース
夕食は地元食材をふんだんに使った山海会席料理でした。
旅館の夕食って多すぎて食べきれないことも多いけど、今回は量もちょうどよくて良かった♪
- 中華風白菜甘酢漬け
- 網走湖産公魚の揚げびたし山椒風味
- 本日のお造り
- コタン鍋特製白味噌豆乳トマト仕立て
- 豚ロース道産子板焼き
- 欣喜のかしわ蕎麦風茶碗蒸し
- 歯舞産あつば根昆布入り
- ぬっくい摩周うどん
- 欣喜のなまらでっかい皿
- 道産白米(ななつぼし)彩り大根漬け
- 網走湖産シジミ貝の「北の勝」酒吸い
- 摩周ルビー車厘(ゼリー)
朝食バイキング
朝食はバイキングでした。
夕食と同様に北海道の食材を使った料理がたくさん。
この写真とデザートで満腹になったので食べられませんでしたが、摩周ビーフのカレーが人気のようです。
ふわふわ厚焼き玉子も推されていました。(美味しかったです)
スイーツはケーキの他に、土鍋プリン(イチオシ)、フルーツポンチ、ミニアイスなんかも。
おかずもスイーツも色々あって食べきれなかったので、連泊しても飽きそうにありませんでした。
欣喜湯別邸 忍冬
川湯温泉欣喜湯には、2021年4月にリニューアルオープンした別邸 忍冬(すいかずら)というホテルもあるようです。
私は本館の欣喜湯に泊まったので、忍冬の方はホームページで見た情報や本館で教えて頂いた情報しか分かりませんが、高級感のある大人な雰囲気のホテルのようです。
贅沢な時間が過ごせそうだねぇ!
貴賓室以外の客室も広く、掘りごたつがあったりと充実の設備!冷房も完備されているようです。
また、欣喜湯本館の大浴場にはサウナはありませんでしたが、別邸忍冬にはあるようです。
露天風呂も半露天ではなくフルの(?)露天風呂で、ライトアップされているため雰囲気もよさそう♪
欣喜湯に泊まった際の旅行記はこちらにまとめています↓