本記事は2021年の秋、10月上旬に行った北海道(道東)旅行記、3日目に摩周湖・神の子池・屈斜路湖と行った話です。
※本記事中の小さな写真はクリックすると拡大できます。
早起きして雲海を見よう!屈斜路湖と摩周湖へ
この日私たちが泊まっていた川湯温泉は、屈斜路湖と摩周湖の間にあります。
そしてこの2つの湖は、よく雲海が発生することで有名です。
特に屈斜路湖は1年を通して雲海が発生し、夏場には60%以上の確率で遭遇することができるというのです。
雲海スポットは北海道ファンマガジンさんで調べさせていただきました。
また、弟子屈町の弟子屈なびではライブカメラも見れるので事前確認に便利です。
雲海が見れるスポットはたくさんあるようですが、この日も色々行きたかったので無理して遠くに行ったりせずに、近場の「ハイランド小清水725」というところに向かいました。
しかし向かっている途中で。。。
このまま雲海の見えないハイランド小清水725に向かっても、それはそれで良い景色が見られたと思うのですが、
「もしかしたら摩周湖には雲海があるかもしれない」
そう思って急いで引き返して摩周湖に向かいました。
ちなみに引き返す前にライブカメラで摩周湖を見たら、白い霧のようなもので覆われていました。
車を走らせること数十分。
摩周湖に到着!
まさに霧の摩周湖でした。
道路も霧に包まれて先が全然見えません。
もしかしたらもうしばらく粘って霧が晴れてきたら雲海だけ残るかも?
なんてことも考えましたが、いつになるかも分からないし、朝ごはんの時間が近づいているし、何より寒いのであきらめて宿に向かいました。
寄ってよかった!硫黄山
摩周湖からの帰り道に、「硫黄山」の看板を見つけました。
それぐらいの軽い気持ちで寄ってみたのですが。。。
硫黄山には予想以上の景色が広がっていました。
噴火口は硫黄の影響で黄色に染まり、もうもうと煙を吐いています。
※噴火口自体は安全のため近づけないようにロープが張られています。
簡単に立ち寄れるようになっているので、川湯温泉や摩周湖・屈斜路湖に行った際にはぜひ行ってみてください(^^)
摩周湖が生んだ神秘の湖!神の子池
お宿欣喜湯に戻った私たちは朝食を取ってチェックアウト。
それから神の子池を目指しました。
摩周湖がアイヌ語で「カムイトー=神の湖」というらしく、その子供ということで神の子池と言うそうです。
水温が年間通して8℃と低く、倒木が腐らずに残っていて非常に美しい湖です。
川湯温泉から神の子池は直線距離だと7km程度の距離なのですが、大回りしていく道しかないため30分以上ちょっとかかりました。
ついてしまえば駐車場は広くてトイレもあって、しっかり観光地でした。
コロナ禍でなければかなり混みそうなのが想像できます。
駐車場から少し歩き進めると。。。
絵葉書のような美しい青色をした湖が待っていました!
それからしばらくぼーっと眺めていたのですが、
若干日が差した瞬間も見えたのですが、せっかくだから晴れの景色も見たいと思い、裏摩周展望台に行ってからもう一度神の子池に行くことにしました。
裏摩周展望台
裏摩周展望台は、摩周湖第1・第3展望台と湖を挟んで反対側にある展望台です。
そういえばGoogleマップで調べても第2展望台がない。。。
そう思ってネットで検索してみると、以前はどうやら第1と第3の間にあったそうなのですが、立ち入りが危なくて封鎖されてしまったそうです。
今ではどこが第2展望台だったかも分からないとか・・・
早朝に第1、第3展望台に行ったときは霧で全く見えなかったので、摩周湖との初対面です。
あいにくの曇りでしたが「摩周ブルー」と呼ばれる青さが美しかったです。
(そもそも摩周湖で快晴は珍しいとか?)
摩周湖はロシアのバイカル湖に続いて世界で2番目に透明度が高い湖らしいので、そこから湧き出た神の子池もあんなに澄んでいるのでしょう。
神の子池がきれいなのは晴れの日?雨の日?曇りの日?
裏摩周展望台を後にして再び神の子池へ。
動画でも撮ってみました↓
結局もう少し待っても晴れることはなく、そのまま神の子池を後にしました。
後からネットでクチコミを見ると、光の当たり方などで湖の見え方も変わってくるそうで、
「雨だったけど幻想的できれいだった!」
「曇りだったけど青が澄んで見えた!」
など、いつ行っても美しいと感じるようでした。
ですので、もし雨でも十分楽しめるのではないかと思います(むしろ雨の幻想的な様子も見てみたい)
ハイランド小清水725から見た屈斜路湖
神の子池を後にした私たちは、最後の目的地である網走を目指しました。
オッケー!朝行く予定だった「ハイランド小清水725」に寄ってみよう!
こうしてハイランド小清水725に行くことになりました。
ハイランド小清水725は屈斜路湖の北側、川湯温泉からは車で20分程度の距離にあります。
駐車場が広く、レストハウスもあるためバイカーの方も多く立ち寄っているようです。
ただしレストハウスのオープンは朝9時なので、雲海を見るために早朝に行った場合には9時まで入れません。
※冬季は11月~4月は休業のようです。
このレストハウスから遊歩道を少し進むと。。。
屈斜路湖が!
先ほどの摩周湖も広大でしたが、屈斜路湖は更にスケールが大きく感動的でした。
湖の色、青じゃなくない?
・・・もしかして雲海なんじゃない!?
そうだ!雲海なんだ!
(本当に雲海かは分からないけど)雲海に違いない!
こうして私たちは(真偽は不明ですが)雲海を見ることができました。
実はこの旅一番の盛り上がりを見せたのがここです(笑)
次回は網走~帰宅の予定です。