旅先で素敵な景色に出会った時、家族や友人と思い出の残したい時、旅行中についたくさん写真を撮ってしまう方は少なくないと思います。
私もよく写真を撮っており、素敵な写真が撮れると嬉しいし、Twitterなどで人の写真を見るのも大好きです。
そんな旅写真の中でも最近特に気になっていたのがドローンによる空撮でした。
そんなことを考えながらいろんなドローンを見ていた時に出会ったのがDJI社の「Mavic Mini」でした。
本記事ではそのMavic Miniを紹介します。
コンパクトなのに高性能!DJI Mavic Mini
DJIのMavic Miniはコンパクトで手軽に楽しめる小型ドローンです。トイドローン(おもちゃのドローン)とも言いいます。
しかも空撮を楽しむのに十分な性能を有しています。
- 手のひらサイズで199gと超軽量
- 高画質かつブレないジンバルカメラ
- 簡単な操作性と自動帰還機能
- 最大18分の飛行時間
①重さ199gで航空法規制対象外
これにより今後はMavic miniなどのトイドローンも個体番号の登録や飛行許可申請が必要になると考えられます。
本記事では2021年2月現在のルールに基づいて記載していますのでご注意ください。
Mavic Miniの特徴でもっとも重要なのがこの「199g」というコンパクトさです。
ドローンと言えば「空撮は魅力的だけど規制とかが大変そう」というイメージがあるとかと思います。
その規制で大きな部分を占めるものに国土交通省の「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」というものがありますが、Mavic Miniはこの規制の対象外です。
※今後100g以上への適用に変更される可能性大になりました。
②高画質かつブレないジンバルカメラ
安価なトイドローンはカメラの性能が低くて映像が揺れたり画質が悪かったりするもの多いですが、Mavic Miniのカメラはかなり高性能で画像や動画もキレイに取れます。
写真はiPhone 12などと同じ1200万画素、動画はフルHDよりも高画素数の2.7KクアッドHD動画です。
更にカメラに安定感を持たせるための3軸モータ搭載ジンバルを備えているため、空中でも滑らかな動画を取ることができます。
③簡単な操作性と自動帰還機能
Mavic Miniはリモコンにスマホをつないで簡単に操作できます。
狭い廊下も安定して飛んでいきます。
※リモコンのレバーを強く倒すとかなり速度が出るのでゆっくり倒しましょう。
こちらの動画はドローンカメラで撮ったものです。
屋外で飛ばす際は、大型のドローンなどについている「リターンtoホーム(自動帰還機能)」なんかも使えます。
建物などをかわすために設定した高度(30mとか)まで1度上昇してからホームポイントまで戻ってきます。
※GPSがちゃんと機能している箇所でホームポイントを設定してあげる必要があります。
また、ホームポイントからGPS上で20m以上離れていないとその場で着陸を始めるので気を付けてください。
④最大18分の飛行時間
Mavic Miniは市販されている他のトイドローンに比べて長い最大18分間の飛行ができます。
ただ、実際に飛ばして遊んでいるとあっという間に電池が減るのでサブバッテリーを持っていくのをオススメします。
Mavic Miniの本体とオプションパーツ
Mavic Miniは本体とは別にオプションパーツも色々あります。
私はサブバッテリーや充電ボックス、プロペラガード、キャリーバック等の便利なパーツがそろった「Mavi Mini Fly Moreコンボ」を購入しました。
こちらがMavic Miniの本体です。
両脇に付いているカゴみたいなものはプロペラガード(オプションパーツ)です。
直接プロペラに触れると人間も危ないしMavic Mini自体も壊れる恐れがあるのでぜひ使いたいパーツです。
コントローラーにはスマホを装着して操縦します。
トイドローンでも飛ばし方には注意!
Mavic Miniのような200g未満のトイドローンは国土交通省の「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」の規制対象外ですが、どこでも飛ばしていいわけではではありません。
例えば「空港周辺」「国会議事堂や皇居など国の重要施設周辺」「重要文化財周辺」などでは飛ばすことができません。
また、他人の敷地上空を飛ばすのもNGです。
そのためドローンを飛ばせる場所を探す必要があります。
静岡県では富士山のすぐ近くの「朝霧高原」にドローン飛行場が、関東には10ヶ所以上飛行場があるようです。
その他にも「ドローン写真コンテスト」などをやっていて飛行・撮影申請がしやすい自治体なんかもあります。
トイドローンの飛行禁止場所は申請必要飛行
トイドローンが「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」の規制対象外と言っても、何の規制が対象外なのか具体的に知りたくてMavic Miniのカスタマーセンターに問い合わせてみました。
<飛行禁止エリア>
- 空港などの周辺の上空
- 150m以上の高さの空域
- 国の重要施設
- 防衛施設
- 外国公館
- 原子力事業所
- 2020年東京オリンピック競技大会
- パラリンピック競技大会
- 人口集中地区の上空 ★
<禁止飛行行為>
- 人または建物との距離が30m未満 ★
- イベント上空の飛行 ★
- 物の投下 ★
- 危険物の輸送 ★
- 目視外の飛行 ★
- 夜間の飛行 ★
ただし今後予定されている法改正など、ドローンはまだ文化が浅いので今後もルールが変更していく可能性があります。
飛行時には国土交通省やメーカーのページを確認して飛ばしましょう。
⇒DJI 安全飛行
⇒国土交通省 無人飛行機のルール
ルールを守って楽しく飛ばそうMavic Mini!
ドローンを飛ばすのはすごく楽しいです。
しかし飛行中の危険性や他人のプライバシーを侵害する可能性もあるため飛行には注意が必要です。
2020年11月にMavic Miniの後継機「DJI Mini 2」が発売開始しました。
皆さんもルールをしっかり守ってドローンを楽しんでください!