2019年の9月に妻と2人でパリ&モンサンミッシェルに行きました。
本記事はその2日目、ヴェルサイユ宮殿訪問をメインに書いています。
ただし定休日でした。
- 空港からパリ市内へ移動
- ヴェルサイユ宮殿(定休日)
- オペラ座(オペラ・ガルニエ)見学
空港からパリ市内へタクシー移動
パリ最初の朝は時差ぼけもあるのか6時前に目を覚ましました。
軽く準備をしてから6時半には朝食会場へ(一番乗り)。
それから準備をして、8時ごろにUber(配車アプリ)を開いてみました。
GPSで自分の現在地を拾い、近くのドライバーさんを呼んでくれます。
目的地もアプリを通して相手に伝わっており料金も先に提示されるので便利です。
ただしドライバーさんが周りにいないと配車に時間がかかったり、時間帯によっては高額だったりもします。
そのコードを使って乗車すると紹介者にもクーポンが届くから、複数人で旅行に行った際にはお互いに紹介しあうととってもお得!
周りに紹介者がいなければ僕の紹介コード(96hng0)を入力するか⇒紹介URLからUberに登録してね!
この時点でのUberの値段は47ユーロだったのですが、チェックアウトをしてもう一度見てみると69ユーロに値上がりしていました。しかもUberがやってくるまで約1時間となっています。
ドライバーさんたちは空港でお客を拾うことが多いため、わざわざ少し離れたこのホテルの周りは走っていないのだと思います。
この値段で1時間も待ってUberに乗るのも今からタクシーを呼んでもらうのも時間もお金もかかってしまいそうなので、シャトルバスで空港まで行ってタクシーを使うことにしました。
パリ-空港間は固定料金で
パリのタクシーには2016年から「空港とパリ市内を固定料金で走る」と言うサービスが始まっています。
観光ガイドなどには次のように紹介されていました。
- 値段が明確で安心して利用できる
- 渋滞や利用時間帯にかかわらず運賃一律
- シャルルドゴール空港⇔パリ市内の右側(セーヌ川より北側)で50ユーロ
- シャルルドゴール空港⇔パリ市内の左側(セーヌ川より南側)で55ユーロ
タクシー乗り場に行くと係りの人が順番にタクシーに案内してくれました。
乗り込む前に念のため聞いてみることに。
想定外の事態に「やっぱりやめます」とタクシーを離れてしまった私。
すると先ほどこのタクシーに案内してくれたおじさんがこう言いました。
そして他のタクシーに順々に交渉してくれ始めました。
映画のワンシーンみたいでカッコよかったわー。
妻はこのシーンが見れただけで空港のタクシー乗り場に来て良かったと言っていました。
何人かに断られた後、ようやく固定の値段で行ってくれるタクシーが見つかりました。
見た目はアウトローな感じのドライバーさんでしたが(運転もアウトローな感じでしたが)、渋滞をかいくぐって(というか路肩を爆走して)パリ市内のホテルまで送ってくれました。
- 空港には固定料金でないタクシーがたくさんいました。乗車前に確認してから乗りましょう。
- 固定料金か聞くときは「fixed price?(フィクスト プライス?)」と聞けば伝わると思います。
- 通勤時間だったのですごく渋滞していました。できれば時間をずらした方が楽かと思います。
パリ1泊目はホテルクラレット
パリの1泊目はベルシー駅近くのホテルクラレットに泊まりました。
この日はなぜかパリ市内のホテル料金が非常に高く、そこそこの設備でできるだけ安く、地下鉄路線⑥の駅近くにあるホテルと言う条件でこのホテルを選びました。
値段は朝食込み2人で一泊29,000円程度でした。
⇒パリ市内の路線マップ
(ちなみに後日泊まるパリ・マリオット・リブゴーシュホテルはこの日60,000円しました。)
他の日にちを見ると普段はもっと安そうなのでそれなら有りだと思います。
フロントで荷物を預かっていただき、トイレを借りてから観光に行く準備をしました。
トイレは地下にあってハリーポッターの城みたいな感じでした。
いざ、定休日のヴェルサイユ宮殿へ
実は今回の旅行は大雑把な計画しか立てておらず、旅行中に行きたいところを考えようと言う感じで臨んでいました。
ヴェルサイユ宮殿までは電車で行きました。
まずホテルすぐ近くのベルシー駅からモンパルナス駅まで地下鉄で。
最初に降りた改札にはICカードのチャージ機しか置いてなくて困っていると、通り掛かった親切な人が
「チケットを買うなら1度上がってメインの改札があるところに行かないと買えないよ」
と教えてくれました。
券売機ではチケットの枚数を指定して買うことができますが、10枚セットだと少し安くなります。
私たちは2人でしたし、5回以上は地下鉄に乗るだろうと10枚セットを買いました。
でもその時間は地上も混んでるから、タクシーやUVERも捕まえづらいかも。。。
サイフや携帯をポケットに入れておくのはNG!
モンパルナス駅はフランス南西部への電車の始発駅にもなっている大きな駅です。
ヴェルサイユ宮殿へは「モンパルナス駅からSNCF(フランス国鉄)利用」「PER(パリ近郊電車)利用」「パリ市内からのバス利用」と色々な方法で行けますが、私たちはSNCFを利用しました。
理由は「乗車時間が短くて済む」、そして「モンサンミッシェルに行く際に乗る電車もここから出ている」からです。
モンパルナス駅からヴェルサイユ・シャンティエ駅(Versailles-Chantiers Station)への値段は片道3.65ユーロ、乗車時間は特急に乗れれば10分ちょっと、各駅停車でも30分かからずに着きます。
なんてことを言いながらあっという間にヴェルサイユ・シャンティエ駅に到着。
そこから宮殿までは徒歩20分程度でつきました。
ちょっと距離があるので路線バスやタクシー・Uberを使ってもいいと思います。
(私たちも帰りはUberを使いました)
まだこんなことを言っています。
楽しく記念撮影をしたりして宮殿の方へ進んでいきました。
そう言って探してみましたが入口が見つかりません。
ネットでチケット売場の場所を探してみるも、扉がしまっていて入ることができません。
もしかして…
もう一度ネットで調べてみると
「月曜日=定休日」
私たちはここで始めて今日が定休日だと言うことに気づいたのでした。
道理で人が少ないわけだ。。。
駅まで歩く気力も失った私たちは、失意に沈みながらUberで駅に移動し、パリに戻りました。
(ヴェルサイユ宮殿周辺は結構Uberいました)
オペラ座(オペラ・ガルニエ)見学
パリに戻った私たちは気を取り直して「オペラ、ガルニエ」に行くことにしました。
「オペラ座の怪人」の舞台になった歴史ある建物です。
現在もオペラやバレエなどの公演が行われており、見学料を払えば公演を見ない人でも中を見ることができます。
ただし見学できるかどうかは運の要素が大きいようです。
ちゃんと見れるといいな。
結果は…
中には入れたけど、有名なメインホールに入れず(;;)
メインホール以外にも豪華な室内は見どころがあります。
それでもやっぱり、、メインホールが見たかった(;;)
そうして館内の職員さんに聞いてみると
と言われました。
ちなみに明日はモンサンミッシェルへ移動するので来れません。
電話をすれば見れるか教えてくれますか??
とのこと。。
ヴェルサイユ宮殿に続いて失意に沈んでいると、
と教えてくれました。
すぐに入口まで逆送し、係りの人に聞いてみるとチケットに再入場許可のスタンプを押してくれました。
いつホールが見れるかはやはりわかりませんでした。
せっかくだからオペラ見ちゃう?それなら絶対中に入れるし!
いいね!そうしよう!
ということでオペラ公演のチケットを買いました。
公演のチケットは見学チケット売り場(セキュリティーチェックをしたすぐ後)と券売機のもう少し奥のカウンターで購入することができます。
カウンターの上には電光掲示板があり、直近の講演内容等の情報が流れていました。
正直内容もよくわからないので、3日後以降で空いている公演(更にできるだけ安い席)のチケットを教えてもらって購入しました。
夕食と反省
夕飯はホテル近くの「PATAQUES」
というところで頂きました。
オレンジソースのかかったチキンとスープ(合計35.6ユーロ)
1日終えてとにかく思ったのは「やっぱりある程度予定は立てておくべきだった」ということです。
ヴェルサイユ宮殿も事前に入場券を予約していれば定休日に行かずにすみました。
⇒【Voyagin】ベルサイユ宮殿 入場チケット事前予約 <直接入場可能+日本語音声ガイド付き> フランス・パリ
予約は新婚旅行でも活用させてもらったVoyaginさんでしました。
次回はいよいよモンサンミッシェルに行きます!